カーネクストのキャンセル料は実際いくらになるの?
廃車の買取で有名な「カーネクスト」ですが、依頼をキャンセルしたら結構なキャンセル料を取られた!?というネットの口コミや評判を目にすることもあったりします。
キャンセル料を取ること自体、違法とか悪いとか、そういうことではないとは思いますが、
でもどこまで無料で、どこからキャンセル料が発生するのか?
ということは事前に押さえておきたい所ですので、その辺りをまとめました。
カーネクストで廃車代行を依頼する時の流れを簡単に
1.査定の申し込みを行って契約する
カーネクストで廃車代行を依頼するには、カーネクストの公式ホームページの無料査定ページに必要事項を入力して依頼する方法と、普通に電話で依頼する方法があります。
(無料査定の必要事項には、どんな項目があるかはこちらでチェック)
査定の申し込みが終わると、カーネクストより廃車にする車の車種や年式、走行距離といった車の状況を尋ねられます。この時のポイントとして、手元に車検証を準備しておけば、やりとりをスムーズに終えることができるでしょう。
その後、伝えた情報を元にカーネクストが最短5分で車の買取り金額を提示してくれるので、その提示された金額に納得が行けばそのまま契約という流れになります。

もちろん、相談や査定は無料で行ってくれるので、現在の自分の車の金額を知りたいだけの方でも気軽に相談することができます。
2.契約後、車を引き渡す日程を決める
契約した後、カーネクストより電話にて車の引き取りを行う日程等の相談があります。
動かない車であったり、事故車であったりする場合にはレッカーによる移動が必要になるため、車の保管所周辺の道路状況などもこの時に伝えることになります。
また、カーネクストでは、車を運ぶためのレッカー代も無料で手配してくれます。一般的な業者にレッカーを依頼すると2~3万円掛かってしまうのが当たり前ですので、カーネクストのサービスは、ユーザーにとって安心できるサービスであるといえますね。
さらに、車の引き渡しは土日祝日にもスタッフが対応してくれるため、普段は忙しくて手続きができないという方でもスケジュールに無理なく車を引き渡すことができます。
3.車を引き渡す
契約後、車の保管場所までカーネクストのスタッフが車を引き取りに来ます。この時、当日の立ち合いは不要であり、車の所有者がその場にいる必要はありません。
引き渡しの前日午前中にカーネクストのスタッフより連絡があるので、日付を忘れてしまうようなこともないでしょう。
また、引き渡しの時間については道路状況により前後しますが、大体3時間程度を見込んでおけば間違いないでしょう。
4.書類を記入する
引き渡した後、中古車として販売する場合は一時抹消登録、完全に廃車にする場合は永久抹消登録の手続きをします。この時必要になる印鑑証明など、車の所有者本人でないと発行することができない書類もあるので、自分で準備しておきましょう。
必要な書類に記入した後、担当のドライバーに書類を渡します。当日の立ち合いをしない場合、書類は郵送でも対応してくれます。
5.抹消手続きから買取り金の振り込み
廃車に必要な書類がカーネクストの本社に到着し、記入漏れやミスがないことが確認された後に買取り金が指定の口座に振り込まれます。
この時、抹消手続きが行われますが、この手続き自体もカーネクストが無料で代行してくれます。
また、振り込みは原則として2営業日以内に振り込まれます。振り込みされていることが確認できれば、廃車に関する手続きは終了となります。
カーネクストのキャンセル料はいくら?
契約前はキャンセル料は無料
カーネクストではどのタイミングでキャンセル料がかかるのか?ということですが、契約前であればキャンセル料は無料です。
つまり車の査定の段階ではキャンセル料は一切掛かりません。
ということなんですね。
車の状態を伝えて、カーネクストから買取り金額が提示された時点で金額に納得いかなければ、ハッキリと断りましょう。あいまいな返事は、後々トラブルの原因となってしまいます。
契約後にどうしてもキャンセルしたい場合
査定金額に納得して契約した後、やっぱり辞めたい・・・と言う場合はどうなるのでしょうか?
車の引き渡し日まで決まっていても、キャンセルは可能です。
ただし、自己都合でのキャンセルは違約金が発生してしまいます。その金額は、一律30,000円。
余計な出費を防ぐためにも、廃車に関する手続きを進める際は、しっかりとコミュニケーションを取って契約を進めることが重要です。
廃車買取でトラブルをなくす方法
査定額以外にかかる諸費用を確認する
廃車の買取りでトラブルを避けるため、まずは査定額以外に掛かる諸経費を確認しておくことが必要です。
諸経費をしっかり把握しておかなければ、後々知らされていない経費を請求されたり、業者側と「言った言わない」でトラブルの原因となってしまいます。書類に関する手続きの代行日やレッカー代等はしっかりと確認しておきましょう。
キャンセル料の有無や期間を事前確認
廃車にしようと思っていても、急に予定が変わって廃車にするのを辞めたい!となる場合もありますね。
そういった時のために、契約後のキャンセルに掛かる違約金の有無やキャンセル可能な期間を契約前に確認することもトラブルを避けるために必要です。
本来は契約からスムーズに車の引き渡しまで行くのがベストですが、そうでない場合に備えておくことも必要なことなのです。
契約前ならキャンセル料をすぐ払わない
さらに、契約前のキャンセルで、焦って違約金を支払ってしまうというのもトラブルの原因となりやすい事例です。
基本的に、廃車の買い取り業者は契約前、査定の段階でのキャンセルで違約金が発生するケースはほとんどありません。不用意な支払いは、企業側にとっても混乱を招きやすいため、手続きは落ち着いて行いましょう。
参考記事:『カーネクストはトラブルが多い!?評判をチェック』
良い廃車買取を見分けるには?
良い廃車買取り業者を見分けるには、まずホームページなどに手続きの代行料や諸経費についてハッキリ明記されているかどうかを見ることから始めましょう。
この部分がハッキリしていれば、後々知らない経費を請求される可能性がかなり低くなります。
また、レッカー代や代行料が無料かどうかも大きなポイントですね。前述したように、一般的な業者にレッカーを依頼すれば相場は大体2~3万円かかってきますが、そこを無料にしている業者がありますので、そういう業者を選んでいきましょう。
廃車するにはお金がかかるというイメージがありますが、今は逆に買い取ってもらって(お金をもらって)廃車する時代ですので、ある程度安心して頼める評判の良い業者で絞りながらも、廃車を買取をしてくれるところを選んでいくのがベストですね。