廃車時に自動車税ってどうなるの?

自動車を購入する際は、自動車税を払うことになります。

そして、自動車を所有し続けている限り、1年に1回、納税をすることが義務となっています。

その自動車税ですが、所有している自動車を手放す際はどのような取り扱いとなるのでしょうか。



所有している自動車を売却したり、下取りに出すなどして手放しますと、

その自動車は運転が出来る状態、運転が出来ない状態を問わず、書類上は廃車という扱いになります。

ですから、自動車を手放す際に最初に行う手続きは、廃車手続きということになります。

その手続きが完了しますと、次は自動車税の取り扱いについての手続きが行われます。



自動車を所有していた期間分だけ税金を納めるという形になり、手放してからの税金は返納される



結論から言いますと、自動車を所有していた期間分だけ税金を納めるという形になり、

手放してからの税金は返納されます。税金は先払いの形式をとっていますので、

払い戻しがあるということです。



例えば、自動車を手放し廃車手続きを済ませたのが税金を納めてから3ヶ月後だったとします。

そのような場合ですと、先に1年分の税金を納めていますので、

12ヶ月から3ヶ月を差し引いた残りの9ヶ月分が払い戻されるのです。

その後に違う自動車を購入したとしましても、

手放した自動車に対して納付された税金は戻ってくるのです。



その理由としましては、自動車税は排気量ごとに納税額が異なります。

排気量が大きい自動車ほど、納税額も多くなるのです。ですから、

排気量が大きい自動車から排気量が小さい自動車に買い替えた時、

新しく購入した排気量の小さい自動車の税金は当然のことながら納めますので、

手放した排気量が大きい方の自動車の税金が払い戻されなければ、税金の二重払いという状態になります。



それに新しく購入した自動車の税金を払わず、手放した自動車の税金で補填するとしても、

税金の過払いという現象が起こるのです。何故なら、新しく購入した自動車は排気量が小さいため、

税金も安いですが、手放した自動車は排気量が大きいため、税金が高いためです。



つまり、補填は不可能ということになります。その逆も然りです。

排気量が小さい自動車を手放して、排気量が大きい自動車を新たに購入しますと、

これも税金の額が異なってきますので、補填は不可能です。



この場合ですと、手放した自動車の排気量が小さいため、

新しく購入した自動車の方が排気量が大きいので納税額に差が生じ、

手放した小さい排気量の自動車の税金をそのまま補填しても、

納付額が足りないということになるのです。



ですから、自動車を手放して廃車の手続きをする際は、納付済みの自動車税をリセットするという意味で、

手放してからの分の税金が払い戻されるのです。

もしくは、自動車を手放してからは自動車を所有しないという人も居るでしょう。



自動車税は、自動車を所有している人に対してかけられる税金

あくまで自動車税は、自動車を所有している人に対してかけられる税金ですから、

自動車を手放した際に払い戻しがなければ、

自動車を所有していないのに税金を払い続けているという事態になってしまうのです。



このような事態にならないようにする為にも、税金は払い戻されるシステムになっています。

ですから、自動車を手放しますと、税金や保険料など、

いくつかの項目において払い戻しが生じる場合があります。



税金に関して言いますと、その年度の満期に自動車を手放しますと、

払い戻されることはありません。つまり、12ヶ月分税金を納めますので、

税金を納めてから12ヶ月後に自動車を手放しますと、払い戻しが無いということになります。



あくまで、満期を迎える前の段階においてのみ、税金の払い戻しが認められているのです。

その点に関しては税金を納める時期を確認して、払い戻しの金額に関して把握しておく必要があります。