自動車税の還付金は廃車にした月によって変わる?

そもそも自動車税とは?

そもそも自動車税とは、その車の持ち主に対して毎年4月に課されてる税金のことになります。

 

税額は車の用途と排気量により決められており、総排気量が1リットルを超えて0.5リットル毎に段階的に増額されます。

 

また、2019年10月より新しい税制が導入され、それ以降に新車登録される車には減税の措置が取られています。

 

同時に、ハイブリッドカーや電気自動車など環境性能が高いエコカーと呼ばれるモデルに対しては、より税額が優遇されるようになりました。その優遇措置は税額の50~75%の減税措置。

 

しかし、一方では年式が古かったり環境に対する影響が高い車に対しては、15~20%の増税措置が取られています。

還付額が廃車した月によって変わるワケ

車を廃車にすると、自動車税の還付を受けることができます。

そして、ポイントとして還付額は一律ではありません。

 



廃車の手続きを終えた月で還付額は変動してしまします。

その理由は、還付される総額は月割りで計算されているためです。

 

考え方として、例えば5月1日に廃車手続きが完了したならば、翌月の6月よりから次の年の3月までの還付金が帰ってくる、ということになります。

自分の自動車税の還付金額は簡単に計算できる

還付金の金額を出すための簡単な計算式は

 

[1年分の自動車税] ÷ 12ヵ月 × [手続き終了した翌月から次の3月までの残りの月数]

 

となります。

 

そのため、4月に廃車手続きを終了させた場合が最も還付額が大きくなり

逆に2月に廃車手続きが終了してしまうと最も少なくなるということになります。

自動車税の還付金を受け取るためには?

基本的に、自動車税を受け取るための手続きは必要ありません。

廃車手続きが完了した時点で、その情報が各地方の自動車税事務所まで伝わるからです。

 

還付金は廃車完了後1~2ヵ月で受け取ることができます。ここでは、自動車税の還付金を受け取る一般的な2つのパターンについて紹介します。

窓口で受け取る

還付金は、各金融機関の窓口で受け取ることができます。まず、郵便局で受け取るケースでは、廃車の手続き完了後に自宅に送付される振替払出証明書と身分証・印鑑を持参すれば手続きを行えます。

 

また、銀行の窓口で受け取るなら、自宅に届く送金支払通知書と共に身分証・印鑑を持って手続きをしましょう。

口座に直接振り込んでもらう

還付金は口座に振り込んでもらうこともできます。廃車手続きをする際、書類に口座を指定しておくことで還付金を振り込みで受け取ることができます。

 

ですが、インターネットバンキングなど一部の口座には振り込みができないこともあるため、指定した口座が振り込みに対応しているか事前に確認しておくようにしましょう。

自動車税の還付金の落とし穴

還付金を受け取るためには条件がある

自動車税の還付は、自動車を廃車にした人全員が受け取ることが出来るわけではありません。

還付を受けるためには、いくつかの条件があります。

 

まず、廃車にしたのが普通車であること。

廃車にしたのが軽自動車では、還付を受けることはできません。

 

また、住民税や固定資産税とった地方税を納付していること。

もし納付していない場合は自動車税の還付を受けることができません。

そして地方税を滞納している場合、自動車税の還付は不足している地方税に補填されることになります。

 

最後に、廃車の手続きが永久抹消登録であることです。

廃車の手続きには、車をスクラップにする前提の「永久抹消登録」と、一時的に公道を走られなくする「一時抹消登録」がありますが、一時抹消登録では自動車税の還付はありません。

売却では自動車税は還付されないことも

単純に車を売却した場合、自動車税の還付は受けとることができません。

これは、廃車の手続きではなく下取りの手続きになっているケースで、手続きの内容自体が「永久抹消登録」から「名義変更」へ変わってしまうために起こります。

 

売却額に還付金をプラスするのは業者側にとってサービスの一環でしかありません。

しかし、ディーラーや中古車販売店に車を売却する際は、売却額に自動車税の還付金が含まれるか、しっかり申し合わせをしておきましょう。

まとめ :廃車手続きのベストタイミングは?

普通に考えると、廃車手続きのベストタイミングは、自動車の還付額を満額受け取れる3月中!となるわけですが・・・

しかし、3月は陸運局が最も混みあう時期のため、廃車にした実績が豊富な業者であっても時期がずれこんでしまう可能性があります。

 

そのため、廃車の依頼自体は遅くても2月中にお願いするのが確実なベストと言えます。

 

業者を通して廃車にする場合、しっかりスケジュールを管理してムダなく還付金を受け取りましょう。

 

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